【2023年11月現在 メーカー在庫切れ中】
【キット詳細】
MFH1/12スケール初のラリーマシン、Rally 037にバリエーションモデルが加わります。
フィアットのモータースポーツ部門を担うアバルトにより80年代の世界ラリー選手権に投入されたグループBマシンがRally 037です。
グループ5マシンであるベータ・モンテカルロのモノコックを流用し、ボディデザインはピニンファリーナが担当、直列4気筒DOHCスーパーチャージャー搭載のミッドシップエンジン・リヤドライブ方式で開発されたRally 037は、1982年にデビュー。
四輪駆動とターボエンジンを装備したライバル、アウディ・クワトロと渡り合い、特に投入二年目の1983年には多くのレースで優勝し、マニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。
その後、時代の趨勢は4WD・ターボマシンへと移行し苦戦する中、80年代半ばに後継マシンS4へ移行するまで活躍し、037は史上最後のMRマシンのタイトル獲得車として歴史に名を残すことになりました。
037はワークスのみならず、サテライトチームでも活躍しました。その中でもグリーンとオレンジのストライプが特徴的なJolly Club Totip、ブルーとイエローカラーのH.F.Grifone SRL、2チームのマシンをラインナップしました。
さらに、グラベルレースでも活躍したマシンもモデル化。車高の高いサス設定にブロックタイヤ、サファリラリーではアニマルガードやルーフスペアタイヤなどの特徴的なスペックを持つバージョンを立体化しました。
■ホワイトメタル、ウレタン樹脂、金属挽き物、エッチングパーツ、塩ビバキューム、ゴムタイヤ、デカール、各種コード類を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■フロント及びリアカウル、ドアは開閉が可能で、完成後も内部構造を見ることができます。
■1983年Evo1と84年Evo2で異なるエンジン周辺機器類もパーツ化。
■ヘッドライトレンズはクリア樹脂製で、実車同様のガラス面モールドも再現。
・K518 Ver.H : Martini Racing 1984 WRC Rd.4 Safari Rally #7 Alén/Kivimaki
Martini Racing 1986 WRC Rd.4 Safari Rally #3 Alén/Kivimaki
1986年シーズン、チームの主力は後継マシン、デルタS4へと移行していく中、ワークスチームは信頼性を重視し、サファリラリーの初優勝を目指して037を投入しました。優勝は逃しましたが、アレンが3位に入る活躍を見せます。そして、これが5年にわたる037ワークス最後のレースとなりました。この037最後の雄姿、M.Alénドライブの仕様をモデル化しました。また1984年のサファリラリー仕様のデカールも同梱しましたので、84年仕様にもできます。
グラベル仕様の車高の高いサスペンション、ブロックタイヤ、そしてアニマルガード、ルーフスペアタイヤやフロント&サイドのライトポッド等のサファリ仕様を再現しました。