【2020年11月01日再入荷商品】
【商品説明】
模型制作の資料として、またヒストリックマシンの記録として、ご好評いただいているPHOTOGRAPH COLLECTION の第6弾は、1991年ル・マン24時間レース総合優勝車、マツダ787Bをピックアップします。
■2011年にレストアされた787B-002(55号車)を徹底取材し、フロント、リア、コクピット、エンジン等、部分別に掲載いたしました。また、マツダワークスカラーの787B-001(18号車)、国内耐久レース仕様だった787B-003(202号車)も14ページにわたり掲載しています。
■モデラーの参考となる視点でのディテールを追った写真を中心にセレクトしました。
■マツダ787Bは、日本車として、またロータリーエンジン車として初めてル・マン24時間レースで優勝を飾ったマシンです。マツダは1970年代からル・マンへの挑戦を始め、レギュレーション変更でローターリーエンジンとして出走できる最後の年、1991年に悲願であった総合優勝の快挙を達成します。この年の787Bはル・マン用に2台が製造され、787B-001は18号車としてホワイトとブルーのマツダワークスカラー、787B-002は55号車としてレナウンチャージカラーをまといル・マンにエントリーしました。総合優勝を飾った787B-002(55号車)は、レース後マツダの手によって動態保存されることになります。そして優勝から20周年となる2011年にル・マン主催者からサルテ・サーキットでのデモ走行の招待を受け、787B-002はマツダの手によりフルレストアされることとなりました。優勝後、各種イベント・展示用に787B-002は5台のレプリカが作られましたが、本書では2011年にレストアされた787B-002オリジナル車の写真を掲載しています。この2011年レストア車は、1991年のレース時とはタイヤサイズが異なり、ブレーキディスクがカーボンからスチール製に変更され、リアウイング翼端板の形状等、細部において変更が加えられています。
また本書では、ル・マン後、1991年国内での耐久レース(JSPC/SWC)に参戦するため作られた787B-003(202号車)と、レストアされた787B-001(18号車)の写真も巻末に掲載しています。
■全40ページ / A4版 / オールカラー / 全写真撮影 : Tucky NAKAMURA / 編集 : MFH