【2023年11月現在メーカー品切れ中】
(オプションデカール付属)
【 McLaren M26について 】
1973年から76年にかけてF1グランプリで活躍し、多くの勝利をマクラーレンチームにもたらしてきた名車M23、その後継マシンとして開発されたのがMcLaren M26です。DFVエンジンを搭載し、サスペンション機構やリアウイング等、M23から継承された部分を多く持つマシンです。M26は1976年シーズン途中にテスト的に使用され、1977年から本格採用されました。77年第5戦スペインGPに登場し、第7戦ベルギーGPでフロントへオイルクーラーを移設したタイプでサーキットに現れ、以後このタイプが使われることになります。そして第9戦フランスGPでJ.ハントが3位に入り、続くイギリスGPでM26初優勝を飾ります。第15戦アメリカ、そして最終戦、富士で行われた日本GPでも優勝し、M26はシーズン3勝を挙げ、コンストラクターズで3位に入る活躍を見せました。
翌78年シーズンは、サイドカウルやブレーキダクト等、細かいモデファイが加えられたM26が引き続き使用されましたが、前年ほどの活躍を見せることができず、第9戦フランスGPでの3位が最高の成績で終わりました。79年もクラッシュしたマシンの代役として2戦に出走、その後はマクラーレン初のグラウンド・エフェクト・カー、M28及びM29にその座を譲ることとなりました。
【キット概要 】
■ホワイトメタル、ウレタン樹脂、金属挽き物、エッチングパーツ、ゴムタイヤ、デカール、各種コード類を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■ホイールリム、エンジンファンネル、マフラーエンド、センターロック、ホイールシャフトはアルミ挽き物製。
■フロントノーズ/インダクションポッド/サイドカウルは着脱可能で完成後も内部構造を見ることができます。
■タイヤのメーカーロゴは印刷済。
■新設計のDFVエンジンは、内部のカムやクランクが可動状態で組み立てることができます。
【 バリエーション 】
K664●Ver.A :
1977 Rd.10 British GP / Rd.16 Canadian GP / Rd.17 Japanese GP
#1 J.Hunt / #2 J.Mass
J.ハントが優勝を果たした、イギリスGPと富士で開催の日本GP、そしてJ.マスが3位に入ったカナダGP、その3レース仕様を再現しました。イギリスと日本では異なる形状のフロントウイング翼端板、日本でのハント車に装着された追加ウインドシールドもパーツ化しました。
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