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[ C11 LM’91について -About the C11 LM'91- ]
1987年にデビューし、1989年に世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)とル・マン24時間を制したC9を擁するメルセデスチームは、同時期にニューマシン、C11を開発していました。C11は、C9で採用したアルミモノコックからカーボン製モノコックにスイッチし、C9と同じくV型8気筒ツインターボを搭載したマシンでしたが、1989年のデビューには間に合わず、サーキットに姿を現したのは1990年からでした。C11は圧倒的な力で90年WSPCのチャンピオンを獲得しましたが、WSPCシリーズから外れたル・マン24時間には参戦せず、この年の勝利はジャガーのものとなりました。
翌1991年には、WSPCシリーズに復帰したル・マン24時間にも参戦、3台がエントリーし、優勝はマツダ787Bでしたが、マツダ、ジャガーに次ぐ5位に入る活躍を見せました。ル・マンではWSPCシリーズとは異なるボディカウルとウイングを装備した専用マシンとしてレースを戦いました。またメルセデスチームは、ドイツ国内で活躍し将来が見込まれる、カール・ヴェンドリンガー、ハインツ=ハラルド・フレンツェン、ミハエル・シューマッハといった若手ドライバーを積極的に採用、この91年ル・マンにも若きヴェンドリンガーとシューマッハがエントリーしていることもC11のトピックのひとつになっています。
[ キット概要 -Kit Detail- ]
■1991年ル・マン参戦車のうち、5位に入った31番車 ( K.Wendlinger / M.Schumacher / F.kreutzpointner )と、1番車 ( J.L.Schlesser / J.Mass / A.Ferte )をモデル化しました。
■ホワイトメタル、ウレタン樹脂、金属挽き物、エッチングパーツ、ゴムタイヤ、デカール、各種コード類を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■ホイール、ヘッドライトライトリムはアルミ挽き物製。ホイールはブラックアルマイト仕上げ。
■フロント/リアカウルは着脱可能、ドアも開閉可能で完成後も内部構造を見ることができます。
■ゴム製タイヤはメーカーロゴ印刷済み。