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[ P2について -About the P2- ]
20世紀初頭にイタリアで設立されたアルファロメオ社は創業当初からレース活動を始め、1922年にデビューしたツーリングカー” RL”は多くのレースで勝利を重ね、その名声を高めていきました。その後グランプリカー ”P1”を開発しますが、デビューレースである1923年イタリアグランプリのプラクティス中にドライバーが事故死、グランプリ活動撤退の危機に見舞われます。しかし、後にフェラーリでも活躍する技術者ヴィットリオ・ヤーノを当時最強チームであったフィアットからアルファへ迎え入れます。そのヤーノがアルファで最初に設計したマシン、それが”P2”です。
P2はDOHC 直列8気筒2L スーパーチャージャー付エンジンを搭載したマシンで、1924年クレモナグランプリでデビューウィンを飾ります。P2はその後多くのレースで勝利し、1925年から始まった自動車世界選手権で初代チャンピオンをアルファロメオにもたらす活躍を見せました。
[ キット概要 -Kit Details- ]
■P2がデビューした1924年、フランスGPでGiuseppe Campariが勝利した10番車と、同じく24年イタリアGPで優勝したAntonio Ascariの1番車をモデル化しました。
■ホワイトメタル、ウレタン樹脂、金属挽き物、エッチングパーツ、ゴムタイヤ、デカール、各種コード類を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■ホイールリム、ホイールナット、メーターはアルミ挽き物製。
■ホイールのスポークは金属線を組んでいく組み立て式。リアルにワイヤーホイールを再現できます。
■タイヤはホワイトリボン部とブラックゴム部が別成型になっており、簡単に2色構成のタイヤを再現できます。
■フロントボンネットは開閉が可能で、センターカウルとリアカウルトップは取り外しができ、完成後も内部構造を見ることができます。
●K778 - 1/12scale Fulldetail Kit : P2
1924 Italian GP #1 Antonio Ascari / French GP #10 Giuseppe Campari
[ 2021年4月発売 / April 2021 released ]