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[ McLaren MP4/8について -About the McLaren MP4/8- ]
ウィリアムズ・ルノーにチャンピオンの座を譲ることとなったマクラーレンチームの1992年シーズンが終了し、それまでタッグを組んでいたホンダとの関係も終わりを告げることになります。迎えた1993年のマクラーレンは、フォードHBエンジンの搭載、ハイテクシステムの採用、A.セナの新チームメイトに元CART王者マイケル・アンドレッティ、という新体制でグランプリを戦うこととなります。この93年シーズンに向けてマクラーレンチームが投入したニューマシン、それがMcLaren MP4/8です。MP4/8は、MP4/7から主に空力面での改良が施され、ハイノーズの採用やバージボードの設置といった新機構を取り入れます。しかし、新体制のマクラーレンはこの年も前年と同じくウィリアムズ・ルノーに大きく差をつけられてしまいます。第2戦3戦とセナが連勝し、第6戦モナコでも勝利しましたが、以降優勝から遠ざかり、ウィリアムズのみならず同じフォードエンジンを搭載するベネトンにも苦戦、M.アンドレッティも不調により終盤3戦はM.ハッキネンにセカンドドライバーの座を譲る事態に見舞われます。しかしMP4/8は、空力性能の向上と軽量化及びハイテク化、セナのドライビングテクニックが相まって、苦戦しつつもシーズン5勝を挙げる活躍を見せ、最終的にはコンストラクターズ2位、セナがドライバーズで2位の成績を残すことになるのです。
[ キット概要 -Kit Details- ]
■ホワイトメタル、アルミ挽物、エッチングパーツ、ゴムタイヤ、シルクスクリーン印刷デカール等を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■ホイールリムはアルミ挽き物製。
■ゴムタイヤはメーカーロゴ印刷済み。
■ボディカウルは着脱可能で、完成後も内部構造を見ることができます。
[ バリエーション -Variations- ]
K781 - Ver.C : 1993 Rd.15 Japanese GP / Rd.16 Australian GP #7 M. Häkkinen / #8 A.Senna
・セナが日本と最終戦オーストラリアの2戦を連勝でシーズンを締めくくった仕様をモデル化。バージボードが取り払われ、フロント/リアウイング等が序盤戦とは異なる仕様を再現しました。スリックタイヤ仕様。
[ 2021年4月発売 / April 2021 Released ]