【2024年12月下旬発売予定 予約商品】
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[ TZ2について - About the TZ2 - ]
TZ2 ― その略称を持つ車の正式名称は、ジュリア・チュボラーレ・ザガート2。その名が示すのは、アルファロメオのジュリア・シリーズに連なる、鋼管フレーム構造で、カロッツェリア"ザガート"が設計・デザインを受け持った車の2型、という説明になるでしょうか。そして、"ジュリア"の名称は、1954年に登場したアルファロメオ・ジュリエッタ(ジュリアの妹の意)の後継車として、1962年から作られた"ジュリア(ジュリエッタの姉)"シリーズから来ています。
そのアルファロメオでは、1950年代から60年代にかけて、ザガートやベルト―ネといったカロッツェリアがアルファの市販車をモデファイし、デザインしたレーシングカーが盛んに作られていました。この頃はまだロードゴーイングカーとレース用マシンとの境界があいまいな時代でした。
そんな中でザガートの手により1963年に作られたマシンが、ジュリア・チュボラーレ・ザガート1、"TZ1"です。TZ1は、市販車ジュリアをベースに、鋼管フレーム構造にザガートがデザインしたアルミニウム製ボディを持ち、4輪独立サスペンションを装備という、当時としては革新的な設計でした。軽量且つ、レースでも勝てるレーシングスポーツカーとして100台あまりが生産されました。
そのTZ1から更なる発展型として1965年に登場したコンペティションマシン、それが"TZ2"です。シャシー構造はほぼTZ1を継承していましたが、ボディはアルミからFRPになりさらなる軽量化が図られ、エンジンもチューンされて戦闘力が増した純レース仕様マシンとして生まれ変わりました。しかし、当時のGTクラスレースのレギュレーションでは50台の生産がホモロゲートを受けるには必要でしたがTZ2は12台しか生産されず、プロトタイプとして1年と半年の期間のワークスレース参加にとどまりました。その後アルファロメオ・ワークスのレース活動は、プロトタイプレースではTipo33が、ツーリングカーレースではジュリア・スプリントGTAが受け継いでいくことになります。
このような経緯を辿ったTZ2ですが、その革新性と美しいスタイリング、そして希少性の高さから、現在では多くの自動車エンスージアストからの耳目を集める名レーシングカーとしてその輝きを失うことなく今に語り継がれているのです。
[ キット概要 -Kit Details- ]
■1966年のタルガ・フローリオ出走車と、同じく66年ニュルブルクリンク1000km及びセブリング12時間レース出走のTZ2を1/12スケールでモデル化しました。
■ホワイトメタル、ウレタン樹脂、金属挽き物、エッチングパーツ、ゴムタイヤ、デカール、各種コード類を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■ホイールリム、ライトリム、メーターの各パーツは金属挽き物製で質感高く再現できます。
■ドアとフロントカウルは開閉可能で、完成後も内部構造を見ることができます。
■デカールはカルトグラフ製。
[ バリエーション -Variations- ]
●K849 - Ver.A : 1966 Targa Florio
#130 R.Bussinello / L.Bianchi
#126 E.Pinto / N.Todaro
#114 T.Zeccoli / "Geki"
#124 "Shangri-La" / A.Federico
*(現在企画中ですので、発売時期・価格・仕様・構成が変更になる場合があります。 / CG画像はイメージです。必ずしもキット内容と合致するとは限りません。)
*(Product is currently still in design phase: release date/price/instructions for construction/build may be altered for official release. / Images based off CG captures may not accurately reflect that of the final product.)
[ 2024年12月発売 / December 2024 released ]